さようならの夕暮れ

【EOSM2　EF-M22/2 STM】


さようなら、2017年。
家族であり大切な友であった人を見送った年でした。
彼女は、ファッションが好きで、アニメやマンガが好きで、温かい幸せを望んでいました。
余命を言い渡されてからの時間は、長いような一瞬のような測る尺度のない不安定なもの。
白い病室だけが時の流れから切り離され、夜闇の海面を漂流しているようだった。
姉である妻にとっては本当に辛い一年だったと思う。
僕は妻の支えになれただろうか。
いや、支えになったどころか…
彼女が旅立つ二日前に全治二ヶ月の怪我をしたり
春から夏にかけて職場の人間関係に悩んで弱ったり
妻に余計な気苦労をかけさせてしまったのは、心から申し訳なく思っている。

たぶん、僕にとってもいろんな事が上手く行かない年だったのだと思う。
そんなグラグラとした中でも、好きだと感じられるたくさんの事に出会えた一年でした。

さようなら。2017年




*
ギリギリまで仕事をしていたせいか…
クリスマスに続いて季節感のない、いつもの休日といった雰囲気の大晦日。年末感ゼロ。
病み上がりの身体なので、ローラー台で軽く汗を流す程度でトレーニング納め。
明日は妻と初売りにでも行って新年の空気を味わおうかな。