SSブログ

度し難い [自転車]

IMG_0545.png【EOSM2 EF-M18-55/3.5-5.6 IS STM】



間抜けめ。

今日ほど自分の愚かさに呆れたことはない。

全くもって度し難い。



朝起きて、窓の外を確認するのは日課のこと。

路面は多少濡れているけど走れそう。

身の回りが少しバタバタしているから怪我だけは避けないと。

サイクルウェアに着替えて、サイクルシューズを履き、ヘルメットを被る。

うん、落車するようなバカな真似はすまいと思う。

…同時に、こんなに落車を気にする自分に違和感を覚える。

いつもは自分が落車するイメージなんて微塵も思わないのにね。

まあ、これがフラグでした。



坂を登り、坂を下る。

いつものトレーニング。

家から10kmも離れない程度の軽いライドのはずだった。

日陰のコーナーは濡れているから気をつけて下ろうという意識はあった。

ただ、自分の想像以上に苔生して濡れた路面は滑る。

まるで氷のように滑る。

前輪からスリップし、右半身で濡れたアスファルトの上をスライディング。

(止まらないと思ったのか左腕も路面に押し付けたらしい)

なかなか派手に落車し、フラグを回収する間抜けは誰だ?

信じたくないけど、僕のことらしい。



写真は軽傷の左手。

右手はなかなか悲惨なことになっている。

肘の皮膚が抉れ「ダラダラ」と擬音を付けたくなるような出血。

腕から手の平を伝い、白いハンドルを鮮血で染めてから路面に血痕を残していく。

自分の人生でこんなに出血したことはない筈だ。

この流れ落ちる血を献血したかったなぁ。もったいない。

自宅でシャワーを浴びてから、落車のたびにお世話になっている整形外科へ。

右半身は膝・太もも・骨盤・脇腹・肘まで擦過傷。

肘の傷は皮膚欠損が大きくて縫うこともできず…完治まで2~3週間とか。

骨に異常がないのは幸運かも。

RS9も修理が必要だけど、いくつかのパーツ交換だけで済みそうに見える。



ああもう、怪我をしてはいけない時なのに!

凹む。心が凹む。

2013年以来、4年ぶりの落車でした。

nice!(52)  コメント(18) 
共通テーマ:アート